この記事のポイント
書類が整うほど工程が短い買い手の調査(デューデリジェンス)がスムーズになり、話が速く進みます。
完璧でなくてOKすべてを一度にそろえる必要はありません。あるものから集め始めれば十分です。
秘密厳守で準備できる従業員や取引先に知られないよう配慮しながら進められます。
なぜ書類が「スピード」を左右するのか
買い手は契約前に、事業の実態やリスクを調べるデューデリジェンス(調査)を行います。ここで必要な資料が手元にそろっていないと、そのたびに探す・作るで時間がかかり、話が止まってしまいます。逆に、あらかじめ整理されていれば、調査は短く済み、全体のスピードが上がります。
そろえておきたい書類リスト
代表的なものは次のとおりです。業種や規模によって要否は変わりますが、まずは手元にあるものから集めておきましょう。
- 決算書・確定申告書(直近3期分)
- 直近の試算表
- 勘定科目内訳書
- 借入・リース・保証の一覧
- 主要な契約書(取引先・賃貸借・許認可)
- 従業員名簿・組織図
- 固定資産の一覧
手元にない・古い場合の対処
書類が古い、あるいは見当たらないものがあっても、相談自体は可能です。何が足りないかを整理し、優先順位をつけて集め直せば大丈夫です。顧問税理士がいる場合は、そこから取り寄せられる資料も多くあります。
diletto は相談窓口として、ご状況に合った地域の専門家をご紹介します。どの書類を先に整えるべきか、進め方から一緒に整理します。
※ 本記事は一般的な情報提供です。税務・法務・会計の判断は専門家にご確認ください。diletto は M&Aの相談窓口として、ご状況に合った地域の専門家をご紹介します。